最大無酸素パワーと競輪選手の実力は関連する

S2級は1500ワット以上、S1級は1600ワット以上

最大無酸素パワー」とは競輪のように連続運動における非乳酸性(短距離的な運動に使われるエネルギー供給)の能力を表します。「競技中どれだけ大きなパワーを発揮出来るか」これが競技パフォーマンスを大きく左右することはご存知の通りです。

これまで30数年にわたり数多くの競輪選手にパワーマックスVを販売してきたヴィクトジャパンでは、クラスによって発揮される平均値や競技成績に直結するパワーの目安を独自に調査、分析しており、その結果見えてきた数値こそが、さらに上を目指す競輪選手が目標とする「目指すべき数値」になると断言します!

そしてその数値が「S1級1600ワット以上」「S2級1500ワット以上」と言う数値です。

さらに上のカテゴリーを目指すためにはこの数値を超えるパワーを発揮しなければならない!
発揮する力の差をパワーマックスVを使った無酸素パワートレーニングで可視化することによってその課題を解決することができるようになります。

これからこのブログでは、競輪選手が競争で勝つためのトレーニング方法についてご紹介していきます。

あなたの競技特性はどのタイプ?

無酸素パワーテストでわかるあなたの競技特性

「トップスピードは出ないが最後まで粘れる・・・」「瞬間的なスピードは発揮できるが持続が難しい・・・」このようないくら練習しても解決できない課題が、自分の特性を知ることで強みに変換できることがあります。

トップスピード=神経系を鍛えるトレーニングであれば軽い負荷で高回転を行うトレーニングを推奨します。

軽い負荷で高回転を行うトレーニングメニューの一例として、パワーマックスVのプログラムにある「ハイパワートレーニング」と併用し、

体重の1%KP×10秒 レスト30秒を挟んで3セット

を週3回試してみてください。

高回転を行う神経系のトレーニングを効果的に実施が出来、瞬間的なトップスピ―ドの強化に最適なトレーニングとなります。
一瞬の勝負に勝てるトレーニングです。

今よりもっとスピードを上げるには?
後半の失速を抑えるには?

「極力スピードを落としたくない」「最後まで粘りたい」この課題を解決するにはミドルパワーの能力をあげる事が重要になってきます。

その解決策として次のメニューを提案いたします。

マニュアルトレーニング

体重3%負荷KP×120rpmキープ240秒×休息10秒×10回:週3日
体重5%負荷KP×100rpmキープ240秒×休息40秒×5回:週3日

目標回転数を意識することによって効果的なトレーニングが実現します。